乳頭縮小・陥没乳頭
乳管温存で、授乳の未来も守る乳頭形成
生まれつき大きい乳頭や、出産・授乳で肥大・変形した乳頭を適切なサイズ・形に整える手術です。女性だけでなく男性のお悩みにも対応しており、患者比率は約6:4。『直径を小さく』『高さを低く(乳管温存法)』『その両方』の3パターンで全ての形に対応します。陥没乳頭は成人女性の10〜20%にみられ、当院では乳管をできる限り温存する方法で行うため、出産前の方も安心して受けられます。
なぜ効くのか
乳頭縮小は肥大・変形した乳頭の余剰組織を切除して縫合し、形を整えます。陥没乳頭は陥没した乳頭を引き出して靭帯を剥離し、引き込みを減らす処理をして縫合することで、再陥没を防ぎます。乳管温存法を選べば授乳機能への影響を最小限にできます。
余剰組織を切除して形をデザインする(乳頭縮小)
肥大・変形した乳頭の余分な組織を切除し、丁寧に縫合して適切なサイズ・形に整えます。「直径を小さく」「高さを低く」「その両方」の3パターンで、生まれつきの肥大から出産・授乳による変形まで幅広く対応できます。
乳管温存法なら授乳機能への影響を抑えやすい
高さを低くする際に乳管をできる限り温存する術式を選べば、将来の授乳機能への影響を抑えることが期待できます(完全に影響を避けられると保証するものではありません)。出産前の方やご予定のある方には、この乳管温存法をご提案しています。
陥没乳頭は「引き込みの原因」を処理して再発を抑える
陥没乳頭は、乳頭を内側へ引き込む短縮した乳管や周囲の線維組織が主な原因です。乳頭を引き出したうえでこの引き込みの原因を剥離・処理してから縫合するため、単に引っ張り出すだけの方法と比べて再陥没しにくい仕上がりを目指せます。ただし程度によっては再発の可能性が残ります。
一度整えた形は長期的な維持が期待できる
切除・形成した組織は元に戻らないため、効果は長期的な維持が期待できます。陥没乳頭の改善は衛生面(分泌物の溜まりにくさ)にもつながります。一方で外科手術である以上、腫れ・内出血・感染・血腫・傷跡・知覚の変化・左右差、まれに乳頭の血流障害などのリスクがあり、事前に詳しくご説明します。
ダウンタイムの経過
不安をなくすために、回復の流れを正直にお見せします。
当日
局所麻酔が切れると痛みが出ますが、処方の痛み止めでコントロールできる程度が一般的です。患部を濡らさないようにすれば、シャワーは当日または翌日から可能です(医師の指示に従ってください)。
💡 患部を圧迫しないゆったりした下着で保護してください。出血が続く場合はご連絡ください。
翌日〜3日目
腫れ・内出血・痛みのピークの時期です。日常生活やデスクワークは可能ですが、胸に力のかかる運動は控えてください。強い痛みの増悪・発熱・患部の熱感がある場合は感染や血腫の可能性があるため、早めにご連絡ください。
💡 うつ伏せ寝を避けると患部への負担を減らせます。
1週間後
抜糸を行います(術式により7〜14日程度)。腫れ・内出血はかなり落ち着き、抜糸後に傷の状態を確認したうえで入浴が可能になります。
💡 抜糸後も傷が安定するまで強い摩擦は避けてください。
2週間後
軽い運動から再開できる時期です。傷跡はまだ赤みがありますが、下着で隠れる位置のため日常で気になることは少なくなります。
💡 激しい運動や胸部への強い刺激はもう少しお待ちください。
1ヶ月後
腫れはほぼ引き、形が落ち着いてきます。傷跡の赤みや硬さは数ヶ月〜半年ほどかけて徐々に目立たなくなっていきます。最終的な仕上がりの評価は3〜6ヶ月後が目安です。
💡 気になる点があれば検診時に遠慮なくご相談ください。
乳頭縮小 通常法と乳管温存法の比較
将来の授乳のご予定の有無が選択の分かれ目です。
| 通常法 | 乳管温存法 | ||
|---|---|---|---|
| 授乳機能 | 授乳機能への影響 | 乳管を切除するため影響あり | 乳管を温存し影響を抑えることが期待できる |
| 向いている方 | 向いている方 | 授乳のご予定がない方 | 出産前・授乳のご予定がある方 |
| 変化のデザイン | 対応できる変化 | 直径・高さとも柔軟に対応 | 高さを中心に温存を優先した設計 |
| 費用 | 費用(両側) | 248,000円 | 298,000円 |
料金プラン
ご予算とご希望に合わせてお選びいただけます。
※ 自由診療(保険適用外)。価格は税込。効果には個人差があります。主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・左右差・感染等(施術により異なります)。
よくあるご質問
手術後も授乳はできますか?
乳管温存法を選択すれば授乳機能への影響を最小限に抑えられます。陥没乳頭も重度でなければ乳管を温存する方法が可能です。今後授乳をご希望の方は必ず医師にご相談ください。
傷跡は目立ちますか?
乳頭縮小・陥没乳頭ともに傷跡は目立ちにくい術式です。乳頭の色と質感になじむため、時間の経過とともにほとんど分からなくなります。
男性でも受けられますか?
はい。当院の患者様の性別比率は女性6:男性4程度で、Tシャツに透けるなどのお悩みで受けられる男性も多くいらっしゃいます。
手術すると授乳できなくなりませんか?
術式によります。乳頭の高さを低くする場合、通常法では乳管を切除するため授乳への影響が生じ得ますが、乳管温存法を選べば影響を抑えることが期待できます(影響が全く出ないと保証するものではありません)。また重度の陥没乳頭では、引き込みの原因処理の際に乳管へ影響が及ぶ可能性があります。将来の妊娠・授乳のご予定はカウンセリングで必ずお伺いし、ご希望に合った術式をご提案します。
傷跡は目立ちますか?パートナーに気づかれないか心配です。
縫合線は乳頭・乳輪の色の濃い部分に沿うため、傷跡は時間とともに紛れて目立ちにくくなる傾向があります。術後数ヶ月は赤みが残ることがあり、体質により傷跡が肥厚する場合もありますが、位置的に日常で人目に触れることはほとんどありません。仕上がりの自然さを重視してデザイン・縫合を行います。
陥没乳頭は再発しませんか?
当院では乳頭を引き出すだけでなく、引き込みの原因となる短縮した乳管や線維組織を剥離・処理してから縫合するため、再陥没のリスクを抑えた設計にしています。ただし特に重度の陥没では再発の可能性がゼロではなく、再発時の対応(再手術の条件など)も含めて事前にご説明します。
男性でも受けられますか?周りに知られたくないのですが。
はい、当院の患者さまの比率は女性6:男性4で、男性のご相談も日常的にお受けしています。傷は下着で隠れる位置で、腫れが顔に出る施術でもないため、周囲に気づかれにくい施術です。カウンセリングもプライバシーに配慮して行います。
片側だけの手術もできますか?左右差が気になります。
可能です。片側のみの場合は両側料金の7割で承っており、左右差を整える目的のご相談も多くいただきます。反対側とのバランスを見ながらサイズ・高さをデザインしますが、完全に左右対称にすることをお約束するものではない点はご了承ください。シミュレーションを含めてカウンセリングでご相談ください。
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