ほうれい線サブシジョン(ほうれい線剥離)
癒着を剥がして根本からほうれい線を浅く
ほうれい線サブシジョンは、皮膚の凹みの原因となる組織や筋肉の癒着そのものを剥がして、ほうれい線を根本から浅く目立ちにくくする治療です。口角のやや内側から極細のカニューレを挿入するため、傷跡は小さく外側から目立ちません。真皮を深層から刺激することで皮膚再生が促され、だんだんハリのある肌へ。ヒアルロン酸注入を繰り返してきた方や、半永久的な効果を求める方に選ばれています。
なぜ効くのか
ほうれい線は加齢によるたるみだけでなく、骨格や笑った時の筋肉の引き込みによる皮下の癒着でも深くなります。サブシジョンではこの癒着線維を物理的に剥離することで凹みを浅くし、将来さらに深くなるのを予防します。剥離後にヒアルロン酸を注入すると、凹みの改善に加えヒアルロン酸が物理的障壁となって再癒着を防ぎます。
ほうれい線は「癒着」でも深くなる
ほうれい線はたるみだけでなく、皮膚の裏側が筋肉や深部組織と癒着し、内側へ引き込まれることでも深くなります。この癒着がある限り、表面からの治療だけでは改善しにくいケースがあります。
カニューレで癒着線維を剥離
口角のやや内側から極細のカニューレを挿入し、凹みの原因となっている癒着線維を物理的に剥がします。引き込みが解除されることで、溝が浅く目立ちにくくなることが期待できます。
皮膚再生でハリのある肌へ
真皮を深層から刺激することで創傷治癒の反応が起こり、コラーゲン生成による皮膚再生が促されるとされています。時間とともに内側からハリが出てくることが期待できます。効果には個人差があります。
ヒアルロン酸併用で再癒着を予防
剥離した空間にヒアルロン酸を注入すると、凹みの補正に加えて物理的な障壁となり、再び癒着するのを防ぐ役割が期待できます。長期的な改善を目指す土台づくりになります。
ダウンタイムの経過
不安をなくすために、回復の流れを正直にお見せします。
当日
施術後はそのままご帰宅いただけます。洗顔・シャワーは当日から可能ですが、湯船・飲酒・激しい運動は血流が良くなり内出血を悪化させることがあるため控えてください。
翌日〜3日目
むくみや鈍い痛み、内出血が出やすい時期です。剥離操作の特性上、内出血は比較的よく起こりますが、メイクやマスクでカバーできる程度のことが多いです。程度には個人差があります。
1週間後
内出血は消退に向かい、むくみもほぼ落ち着いてくる時期です。内出血が強く出た場合は1〜2週間かけて薄くなっていくことがあります。日常生活の制限はほとんどなくなります。
2週間後〜1ヶ月後
剥離部位が安定し、凹みの改善を実感しやすくなる時期です。皮膚再生によるハリの変化はさらに時間をかけて現れるとされています。効果の出方には個人差があります。
💡 経過が気になる場合は遠慮なく検診にお越しください。
ほうれい線治療の比較
ほうれい線の原因(癒着・ボリューム不足・たるみ)によって適した治療が異なります。
| サブシジョン | ヒアルロン酸注入 | 糸リフト | |
|---|---|---|---|
| アプローチ | 癒着を剥離して引き込みを解除 | 凹みを内側から充填 | たるんだ組織を引き上げ |
| 向いている状態 | 笑わなくても刻まれた深い溝 | ボリューム不足による溝 | 頬のたるみで深くなった溝 |
| 持続の目安 | 剥離部位の長期的な改善が期待(再癒着の可能性あり・個人差あり) | 製剤により約半年〜2年 | 糸の種類により約1〜2年 |
| ダウンタイム | 内出血が出た場合1〜2週間程度 | ほぼなし〜数日 | 腫れ・つっぱり感 数日〜1週間 |
| 相性 | ヒアルロン酸併用で再癒着予防を目指す | サブシジョン後の充填と相性良好 | たるみが強い方は併用が有効 |
料金プラン
ご予算とご希望に合わせてお選びいただけます。
※ 自由診療(保険適用外)。価格は税込。効果には個人差があります。主なリスク・副作用:腫れ・内出血・痛み・左右差・感染等(施術により異なります)。
よくあるご質問
ヒアルロン酸注射とはどう違いますか?
ヒアルロン酸は皮膚表面から製剤を注入してシワを埋める方法で浅いほうれい線に向きますが、深いと注入量が多くなります。サブシジョンは口角から癒着を剥離するため、浅い・深いどちらのほうれい線にも対応でき、根本的な改善が期待できます。
傷跡は残りますか?
口角のやや内側に小さな切開口を作るのみで、傷跡は小さく外側から目立ちません。縫合には溶ける糸を使用し約2週間で吸収されるため、抜糸の必要もありません。
ヒアルロン酸を入れ続けるのとどちらが良いですか?
ヒアルロン酸単独は手軽な一方、吸収されるたびに繰り返し注入が必要です。サブシジョンは凹みの原因である癒着そのものを剥がすため、原因に対する改善を目指せます。これまで注入を繰り返してきた方や、卒業を考えている方に選ばれています。どちらが適しているかは診察でご提案します。
1回で効果は出ますか?何回か必要ですか?
癒着の剥離は1回でも変化を実感される方が多い一方、ほうれい線の深さや癒着の強さによっては複数回、あるいはヒアルロン酸や糸リフトとの併用をご提案することがあります。診察で状態を確認したうえで見通しをお伝えします。効果には個人差があります。
施術後に凹みが戻ってしまうことはありますか?
剥離した組織が再び癒着すると引き込みが戻る可能性があります。当院では剥離後にヒアルロン酸を注入して物理的に再癒着を防ぐことを目指す方法を併用できるため、後戻りのリスクを抑えたい方にはこちらをご提案しています。再癒着を完全に防げるわけではない点はご了承ください。
痛みはどの程度ですか?麻酔はしますか?
超極細針での局所麻酔を行ってから施術するため、施術中の強い痛みは感じにくくなっています。術後数日は鈍い痛みや違和感が出ることがありますが、日常生活に大きな支障が出るほどのことはまれです。痛みの感じ方には個人差があります。
たるみが強い場合でも受けられますか?
受けられますが、たるみによる皮膚の余りが主な原因の場合、サブシジョン単独では改善が限定的なことがあります。その場合は糸リフトや脂肪除去との組み合わせで、原因に応じた総合的な治療プランをご提案します。
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